テコンドー選手の引退後は?
テコンドー選手の引退後のご紹介です。
テコンドーを引退した選手のほとんどは一般企業に就職します。
指導者になる人はごくわずかです。
テコンドーの競技人口が少ないこともあり、あまり指導者の需要が多くないからです。
独立・起業は危険・・・
中にはテコンドーや格闘技の教室を開く人や、ジムを開業する人もいますが、現実はあまりうまくいきません。
経営に行き詰まり、廃業する人がほとんどです。
借金を抱えてしまい、自己破産する人もいます。
皮肉なことですが、「テコンドーで食べていく」というのはかなり厳しいです。
詳しくは『起業したい元アスリートやスポーツ選手へ』を読んでみてください。
資格もあまり意味がないかも・・・
また、セカンドキャリアのためにスポーツ系や健康系の「資格」をとる選手もいますが、これも意味がありません。
特に民間資格で「食える資格」はほとんどありません。
民間資格のほとんどは「資格を作った協会を儲けさせるためのもの」ですので、資格取得の費用を払って終わりというケースが多いです。
また、国家資格も「食える」とは言っていません。
柔道整復師や鍼灸師も3年間専門学校に通わなければいけませんので、その学費も必要ですし、
その後接骨院や整骨院で働いても年収の上限があります。
「スポーツトレーナー」を目指す人もいますが、
日本では「スポーツトレーナー」の仕事があいまいで、あまり需要が多くありません。
日本ではスポーツトレーナー・パーソナルトレーナーは「食える仕事」ではありません。
※食えているのはごく一部のトップトレーナーだけです。
資格をとるのも慎重になる必要があります。
格闘家の引退後の就職・転職の注意点
「いままで格闘技しかやってきませんでした」という方が1人でやみくもに転職活動をしてもうまくいきません。
元格闘家と企業の『つなぎ役』に相談すると失敗がなくなります。
元格闘家を含め、「アスリート向けの就職・転職の相談窓口」があるため、そうしたところに相談すると良いでしょう。
「自分に合う企業」を紹介してもらえますし、スムーズにセカンドキャリアを始めることができます。
実は「元アスリートを採用したい」という企業は増えています。
20代の若者が「すぐに会社を辞めてしまう」という現代、アスリートは「根性がある」「粘り強い」と注目している企業が増えています。
ただ、そういった企業をどう探せばいいかが問題です。
ネットの求人情報を見てもそうした企業かどうかを判断できません。
「アスリート向けの就職・転職の相談窓口」は、そうした企業を紹介してくれるため有効です。
元アスリートのインタビューサイト
「元アスリートの引退後のインタビューサイト」があり、とても参考になりますので見てみてください。