フェンシング選手の引退後は?

フェンシング選手の引退後をご紹介します。

多くの選手が高校・大学を卒業後に引退して、一般企業に就職しています。

ただ、オリンピック候補選手やオリンピック選手は、大学卒業後も競技を続けます。

フェンシングは30代前半くらいまで続ける選手はいますが、もちろん「引退」がやってきます。

教員免許がある人は、高校や大学の指導者になるケースもありますが、フェンシング人口自体が少ないため、あまり需要は多くありません。

有名フェンシング選手の引退後

太田雄貴さんの引退後

太田雄貴さんは日本のフェンシングを代表すると言っても過言ではないですね。

事実、太田選手は日本人で初めてオリンピックフェンシングでメダルを獲得した選手です。

学生時代の成績も素晴らしく、高校時代には史上初のインターハイ3連覇、高校2年の時には全日本選手権で優勝しています。

 

主な戦績をご紹介します。

「オリンピック」

  • 2008年 北京 フルーレ個人 銀メダル
  • 2012年 ロンドン フルーレ団体 銀メダル

「世界選手権」

  • 2015年 モスクワ フルーレ個人 金メダル

「アジア競技大会」

  • 2006年 ドーハ フルーレ個人 金メダル

今までの日本人フェンシング選手の中で群を抜いています。

 

2016年に現役を引退しています。

2008年に就職した「森永製菓」に、引退後も所属しています。

 

現役引退後は、国際フェンシング連盟の理事選に立候補して当選しています。

2016年には「WIN3株式会社」を設立して代表取締役になっています。

2017年には、アジアフェンシング連合アスリート委員会委員長に就任。

また、同じく2017年に日本フェンシング協会会長にも就任しています。

まさに「日本のフェンシング会を引っ張るリーダー」という感じですね。

今後のご活躍も楽しみです。

フェンシング選手の就職・転職の注意点

太田選手のようなトップ選手であれば引退後もフェンシングの仕事はありますが、ほとんどの選手は引退後に一般企業に就職していきます。

高校や大学卒業後に企業に就職して正社員として働きながらフェンシングをしてきた選手は、引退後にそのまま企業に残って社業に専念する人もいます。

 

ですが、中には引退を機に転職するフェンシング選手もいます。

ただ、「いままでフェンシングしかしたことがない」という選手が突然一般企業で何かできるのかという問題があります。

ビジネスの世界においては、早くに社会で出た人よりも「後輩」ということになります。

皮肉な現実ですが「フェンシングを活かせる仕事」はなかなかありません。

 

大学生を含め、フェンシングに打ち込んできた選手が一般企業に就職する際、「どの企業が自分に合うのかわからない」という問題もあります。

やみくもに採用試験を受けるわけにもいきませんし、自分に合わない企業を選んでしまうと苦しくなりますし、

転職を繰り返して履歴書が汚れてしまう危険性もあります。

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