アシックスやミズノなどスポーツメーカーは、体育会系の人に人気の就職先・転職先です。
スポーツメーカーの新卒採用の就職や、中途採用の転職の年収や給料などをご紹介します。
今までスポーツをやってきた人が、スポーツメーカーへの就職や転職を考えるのはごく自然なことです。
ですが、当然採用倍率も高くなりがちです。
それでは、さっそく見ていきましょう(^^)!
代表的なスポーツメーカーは?
特に人気の高いスポーツメーカーをご紹介します。
- アシックス(asics)
- ナイキ(NIKE)
- アディダス(adidas)
- ミズノ
- ヨネックス(YONEX)
- プーマジャパン
- エスエスケイ(SSK)
- デサント
- ゼット(ZETT)
- ニューバランス
- ダンロップスポーツ
- グローブライド
- アンダーアーマー
- ブリヂストンスポーツ
- ゴールドウイン
は特に人気のスポーツメーカーです。
有名ブランドのため、就職の難易度は高めです。
スポーツメーカーの平均年収は500~800万円
スポーツメーカーの平均年収は、会社によって差はありますが、500~800万円です。
逆に、総合商社や出版社、テレビ局などのように年収1000万円を超えるのは難しいようです。
ですが、スポーツメーカーに就職したい人は「お金のため」というよりは「自分の好きなことを仕事にしたい!」「自分の興味のあることを仕事にしたい!」という方が多いため、就職できるだけでも幸せなことです。
スポーツメーカーの採用倍率は高め
人気のあるスポーツメーカーの採用倍率は高めです。
スポーツをやってきた人に人気があり、どうしても人気が集中しがちです。
応募者が多いということは「ライバルが多い」ということです。
競争相手が多いということで、不採用になる人も多いです。
「スポーツが好き」だけでは採用されない
スポーツメーカーの採用面接の志望動機として「スポーツが好き」は最低限大切です。
スポーツメーカー側だって「スポーツが嫌いな人」よりは「スポーツが好きな人」の方が印象は良いです。
ただし、「スポーツが好きだから」は志望動機としては不合格です。
採用面接はビジネスの世界です。
採用面接とは「あなたを雇うメリットは何ですか?」「あなたを雇うといくら儲かりますか?」を聞かれる場です。
ビジネスの世界ですから「お金を払ってでも欲しい人材かどうか?」を企業は見ているのです。
スポーツをやってきた自分の延長戦でスポーツメーカーに就職するというのは甘いです。
採用面接の場は「ビジネスの話をしているのだ」という意識がある人と、ない人でもずいぶん印象が変わります。
採用面接でもっとも嫌われるタイプの人は「就職を学校に入学するような感覚の人」です。
就職は学校の延長ではありません。
学生までは「お金を払う側」だった人が、就職するということは「お金をもらう側」になるのです。
そのため、採用面接は入試面接とは全く違う世界だと思ってください。
スポーツメーカーの志望動機は?
スポーツメーカーが好む志望動機があります。
志望動機に織り交ぜると良いのは、「私は目標を達成できる人間です」というアピールをすることです。
企業が欲しいのは、決められた期間内に、決められた売上と利益をあげられる人です。
ですので「目標を達成できる人」がほしいのです。
これはどのスポーツメーカーにも共通して言えることです。
どうして自分は目標を達成できる人間なのかを伝えるには、学生時代までの「目標を達成した体験談」です。
特に、体育会系の人で何かすごい業績を出せた人は、それを使うと良いでしょう。
また、その目標達成から何を得て、今の自分にどう活きているのかも、簡潔にわかりやすく伝えましょう。
体育会系は就職に有利
今の時代は体育会系の人は重宝されます。
一般的な新卒生に対して企業は「すぐに辞めてしまう」「根性がない」などのイメージを持っています。
体育会学生は「根性がある」「やりぬく」「目標をもって頑張れる」などの印象があり好評価です。
自分の部活動の経験を武器にすることで、体育会系以外の学生に差をつけることができます。
「体育会系は根性があると思われている」ということを自覚して、それを活かした面接をしましょう。
面接官が体育会系の人に求めているのは「根性がある」「やりぬく」「目標をもって頑張れる」なので、それに沿うような面接内容にすると面接官の印象に残りやすいです。
また、体育会系の人は「挨拶と返事」がしっかりしている印象があります。
体育会系の人には当たり前のことだと思いますが、体育会系でない人は「挨拶と返事」が苦手な人も多いです。
元気良い挨拶と返事はとても心地よく、さわやかな印象を受けます。
それは面接官でも同じことですので、元気な挨拶と返事を心がけましょう。
面接官も体育会の人には元気の良い挨拶を返事を期待しています。
期待を裏切らないようにしましょう。
企業に人気が高いのは団体競技出身者
企業にとって人気の高いのは、個人競技よりも団体競技出身者のようです。
特に人気が高いのは、
- ラグビー部
- 野球部
- サッカー部
- バスケットボール部
- バレーボール部
- ラクロス部
- チアリーディング部
- ソフトボール部
などです。
団体競技は「チームワーク」を大切にしますよね。
企業といえど「個人の集まり」でできているため「チームワーク」が重要視されます。
同僚と助け合って仕事をすることで、1人よりも大きな成果を出すことができます。
もちろん、個人競技の人が採用面接に不利ということではありませんのでご安心ください。
前述のとおり、そもそも「スポーツをやってきた人」というだけでポイントが高いのです。
個人競技でも柔道、剣道、相撲、弓道などは「礼儀正しい」という印象があり高評価です。
レスリングや各種格闘技、陸上競技、テニス、フェンシング、バドミントン、卓球などの個人競技も「厳しい練習に耐えてきた」ということは面接官もわかっているので、印象が良いです。
また、体育会系やスポーツマンは「上下関係に厳しい」という印象もあるため、企業には喜ばれます。
先輩や目上の人に対して礼儀礼節がしっかりしていれば、当然誰でも良い印象を受けます。
「上下関係がしっかりしている」というのもアピールポイントです。
中途採用の転職でも体育会系は有利
高校や大学で運動部に所属していた人も転職には有利です。
特に、20代の第二新卒で体育会系は企業から人気があります。
理由は上記の通り、企業にとっては体育会系やスポーツマン自体の印象が良いからです。
高卒や新卒で就職した会社がどうしても自分に合わないという、体育会系の20代の第二新卒の方は転職に有利です。
転職を考えている体育会出身の第二新卒の人は「自分は転職に有利なんだ!」と自信をもってくださいね。
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企業から人気のある体育会系の人ですが、就職・転職する会社は慎重に選びましょう。
「体育会系の人に合う企業」「体育会を求めている企業」「自分の競技実績を評価してくれる企業」というのがあります。
就職・転職は、大企業・有名企業に就職することよりも、『自分に合う企業』に就職することが大切です。
就職・転職する企業を決める前に、
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