力士の引退後は?

力士が引退すると、相撲部屋の親方になるかちゃんこ屋を始めると思う人が多いですが、それだけではありません。

力士の引退後の進路は、例えば、

  • 整体院の経営
  • ホテル経営
  • パイロット
  • スポーツジム経営
  • プロ野球選手の指導者
  • 大学教授
  • 漫画家
  • 落語家
  • 建築工事会社経営
  • 介護業界
  • 警備
  • 新聞配達
  • タレント
  • 俳優
  • お笑い芸人
  • 政治家

など、様々なジャンルで活躍しています。

 

引退後親方になれるのは、ごく一部の実績を残した力士しかなれません。

大半は就職するか、独立・起業します。

 

相撲部屋によっては、引退後1年は部屋で生活させてもらい、再就職の活動期間にあてることができたり、資格や免許取得の費用を部屋が負担してくれたり、就職先のあっせんを部屋がしてくれたりしますが、現実はそこまで甘くないようです。

 

一般企業に就職する元力士も多いですが、元力士は学歴が高くない人も多く、なかなか就職活動は大変です。

元力士を求めている企業に応募することや、きちんと面接対策をしておくことが就職活動には大切です。

独立・起業は危険

また、元スポーツ選手の被害が多いのが、引退後に起業しようとして「開業コンサルタント」「起業コンサルタント」「経営コンサルタント」などに騙されてお金を失ってしまう、借金を負ってしまう、自己破産してしまうなどの被害も多いです。

経営は甘くありません。

プロスポーツ選手が引退すると寄ってくる輩がいますので、絶対に信用してはいけません。

詳しくは『起業したい元アスリートやスポーツ選手へ』を読んでみてください。

 

セカンドキャリアとして、何か資格を取得する人もいますが、資格をとっても年収が上がるわけではありません。

ちなみに、有名力士の引退後をご紹介

舞の海さんの引退後

舞の海さんと言えば、小柄な体から繰り出される「技のデパート」で一躍有名になりましたね。

最高位は東小結。

生涯戦歴は385勝418敗27休で58場所に出場しています。

優勝経験はありませんが、技能賞は5回受賞しています。

 

舞の海さんが相撲界に入るまでの経緯は壮絶で、山形県の高校教員採用試験に合格していましたが、大学在学時の同郷の後輩の急死をきっかけに一転して大相撲入りを目指します。

家族の猛反発に遭いましたが、親子の縁を切ることで相撲界に入りました。

身長が低かったため、新弟子検査で頭にシリコンを埋めて身長を高くして合格したのは有名です。

 

1999年に引退しています。

引退後はタレントに転身しました。

旅番組でよく目にしますよね。

とても舞の海さんに合っているお仕事だと思います。

 

境川部屋の師範代もつとめています。

またそれ以外は、NHKの大相撲中継の専属解説者や、スポーツコメンテーターとしてフジテレビ系「FNNスーパーニュース」のスポーツキャスターなども担当しました。

それ以外は講演活動や、2000年と2001年には帝京大学の非常勤講師も務めています。

有限会社舞の海カンパニーを立ち上げて活躍しています。

 

舞の海さんのような人であれば引退後も相撲に関わる仕事や、幅広い仕事ができますが、多くの引退した力士は、一般企業に就職・転職します。

今まで相撲しかしてこなかった人が、社会人経験もなく、いきなり一般企業に就職をするのはなかなか大変です。

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元アスリートの引退後のインタビューサイト」があり、とても参考になりますので見てみてください。