スピードスケート選手の引退後は?
スピードスケート選手の引退後の情報をご紹介します。
スピードスケートの選手は一般企業で一般の社員と同じ条件で就職することが多く、通常の業務を終えた後に練習をしたり、休日を活用して練習することがほとんどです。
総務部に気付として勤務して、業務が免除されて1日中練習できることもあります。
引退後はその企業にそのまま務めるケースもありますが、引退と共に会社を去る選手も多いです。
有名スピードスケート選手の引退後
岡崎朋美さんの引退後
岡崎朋美選手は1998年の長野オリンピックスピードのスケート女子500mの銅メダリストです。
オリンピック出場は、
- 1994年リレハンメルオリンピック
- 1998年長野オリンピック
- 2002年ソルトレークシティオリンピック
- 2006年トリノオリンピック
- 2010年バンクーバーオリンピック
と、5度の冬季オリンピックに出場している数少ない選手です。
世界距離別選手権では、
- 1996年 ハーマル 500mで銅メダル
- 1998年 カルガリー 500mで銅メダル
- 1999年 ヘーレンフェーン 500mで銅メダル
を獲得しています。
「朋美スマイル」でとても人気が出ましたね。
現役時代は富士急行に所属していました。
2013年に現役を引退しています。
引退後は2015年に富士急行を退社しています。
同じく2015年によしもとクリエイティブ・エージェンシーとマネジメント契約を結びました。
スピードスケート選手の中でも、もっともメディアに登場している人ではないでしょうか。
清水宏保さんの引退後
清水宏保さんは元スピードスケート選手としてとても有名ですね。
オリンピックでの戦績は、
- 1998年 長野 500m 金メダル
- 2002年 ソルトレイクシティ 500m 銀メダル
- 1998年 長野 1000m 銅メダル
と、素晴らしい活躍です。
世界距離別選手権での戦績は、
- 1996年 ハーマル 500m 金メダル
- 1998年 カルガリー 500m 金メダル
- 1999年 ヘーレンフェーン 500m 金メダル
- 2000年 長野 500m 金メダル
- 2001年 ソルトレイクシティ 500m 金メダル
- 1999年 ヘーレンフェーン 1000m 銀メダル
- 2003年 ベルリン 500m 銀メダル
- 2005年 インツェル 500m 銀メダル
- 1997年 ワルシャワ 500m 銅メダル
- 1998年 カルガリー 1000m 銅メダル
世界スプリント選手権での戦績は、
- 1995年 ミルウォーキー 総合 銀メダル
- 1996年 ヘーレンフェーン 総合 銀メダル
- 2001年 インツェル 総合 銀メダル
- 1993年 伊香保 総合 銅メダル
- 1999年 カルガリー 総合 銅メダル
- 2000年 ソウル 総合 銅メダル
という驚異的な戦績を残しています。
現役時代は企業に所属して競技をしており、三協精機→NEC→株式会社コジマと所属を移しています。
NECはスポンサーでもあり、日本で初めての「プロスケーター」になりました。
2010年に現役を引退しています。
現役引退後は、2011年から日本大学大学院グローバル・ビジネス研究科グローバル・マネジメント専攻に入学して、2013年に修士課程を修了した後も研究生として在学しています。
また、テレビ出演も多く、スポーツキャスターとしても活躍しています。
テレビドラマにも出演しました。
2012年に第46回衆議院議員総選挙に新党大地・真民主公認で北海道1区から出馬しましたが、落選しています。
2013年には札幌市で整骨院を開業しています。
2015年は弘前大学大学院医学研究科博士課程に入学しています。
2017年には北海道千歳リハビリテーション大学客員教授就任しています。
今後の活躍も楽しみな人ですね。
大菅小百合さんの引退後
大菅小百合さんは元スピードスケート選手であり、元自転車競技選手です。
オリンピックの戦績は、
- 2002年:ソルトレイク五輪にスピードスケートで出場
- 2004年:アテネ五輪で自転車競技で出場
- 2006年:トリノ五輪でスピードスケートで出場
となっています。
また、オリンピック以外は、2007年の世界距離別スピードスケート選手権大会(ソルトレイクシティ)で銅メダルを獲得。
自転車競技では、2002年のアジア競技大会(プサン)で銀メダル、2003年の世界自転車選手権B大会で金メダルを獲得しています。
2011年に現役を引退しています。
現役引退後は、2014年に大和ハウススケート部でコーチを務めました。
今後のご活躍も楽しみですね。
勅使川原郁恵さんの引退後
勅使川原郁恵さんと言えば、冬季オリンピックの長野、ソルトレイク、トリノの3大会に出場しましたね。
引退後はスポーツキャスターになりました。
2006年には、NHKハイビジョンテレビ及びBS2の「街道てくてく旅〜中山道完全踏破」という番組で、京都三条大橋から東京日本橋まで530キロを歩き通しました。
これが注目されて、2007年にはウオーキング親善大使に選ばれています。
それ以外の仕事としては、
- 講演活動
- ヨガ・ピラティス講師
- 今治タオル
- 各種イベントへの参加
- 多数の保有資格を活かしたビジネス
など、幅広いご活躍をされています。
今後の勅使川原郁恵さんにも注目です。
元アスリートの再就職先
ただ、こうしたトップ選手はメディアにでたりしていますが、そうでない選手は一般企業に就職が多いようです。
スピードスケート選手の引退後の就職先として、
- 営業職
- 町工場
- スポーツ用品会社
- その他一般企業
などがあります。
独立・起業は危険・・・
また、元スポーツ選手の被害が多いのが「開業コンサルタント」「起業コンサルタント」「経営コンサルタント」などに騙されてお金を失ってしまう、借金を負ってしまう、自己破産してしまうなどの被害も多いです。
経営は甘くありません。
スポーツ選手が引退すると寄ってくる輩がいますので、絶対に信用してはいけません。
詳しくは『起業したい元アスリートやスポーツ選手へ』を読んでみてください。
セカンドキャリアとして、何か資格を取得する人もいますが、資格をとっても年収が上がるわけではありません。
選手を引退後、その後の人生のキャリアをどうしたらいいかわからない選手も多いです。
多くの選手は、一般企業に就職・転職します。
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