プロゴルファーの引退後は?

プロゴルファーにも引退はあります。

プロゴルファーとしてのピーク時をすぎていけば活躍の場は減っていき、引退が見えてきます。

プロゴルファーにはシニアもあるが引退する場合も

プロゴルファーにはシニアがあるため、第一線を退いてもゴルフをする環境はあります。

ですが、ゴルフ人口の高齢化が進んでおり、シニアのプロゴルファーも増えているため、勝ち続けるのはどんどん大変になっています。

 

プロゴルファー引退後にティーチングプロやレッスンプロになる人もいます。

ただし、レッスンプロやティーチングプロは、ゴルフ人口自体が減っているため、レッスンプロやティーチングプロだけで食っていくことは難しくなるでしょう。

 

ゴルフ場や練習場、ゴルフショップスポーツショップなどのスタッフに転職する人もいます。

 

プロゴルファーやアマチュアゴルフプレイヤーは、現実的には引退して一般企業に勤める人が多いです。

引退したプロゴルファーの就職難易度

20代のうちにプロゴルファーを引退した人は再就職の選択肢がまだある方です。

最終学歴が大卒以上のプロゴルファーであれば、引退後の選択肢は多くなります。

大学卒業以上の引退したプロゴルファーは『体育会系に人気の企業は?』を読んでみてください。

 

最終学歴が高卒のプロゴルファーであっても、引退後に未経験から始められる仕事はあります。

「プロゴルファーを引退してゼロから頑張る」という気持ちがあれば大丈夫です。

 

現代における「安定した仕事」とは、大企業や有名企業に就職することではなく、手に職をつけていくことです。

手に職、技術が身につけば、くいっぱぐれることはありません。

例えば、IT、営業、建設の施工管理、製造業などが技術職になります。

20代で引退した最終学歴が高卒のプロゴルファーでも、こうした職種に未経験から就職することはできます。

 

「プロゴルファーとしてやってきました」という点は、厳しいプロスポーツの世界で闘ってきたということで、企業の採用面接でもプラスに働きます。

プロゴルファーに必要な資質である「最後まであきらめない」「集中力」「自分に負けない」「目標を達成する」という力は、ビジネスの世界でも必要な力です。

こうした力をプロゴルファーを通して培ってきたということを採用面接で伝えると、企業には好印象です。

詳しくは『体育会系が就職や転職に有利な15の理由』を読んでみてください。

35歳以降に引退したプロゴルファーの就職難易度

年齢を重ねてしまったプロゴルファーは、引退後の再就職の難易度は高くなります。

「ゴルフばかりやってきました」という引退したプロゴルファーの中には、社会人経験が全くない人もいます。

社会人経験がなく35歳以上になってしまったプロゴルファーは、引退後の就職・転職先は限定的になります。

 

プロゴルファー時代にいかに人脈を作っておいたかも、引退後の再就職には重要です。

人脈が広い引退したプロゴルファーであれば、知り合いづてで再就職先が見つかることもあります。

ですが、そうしたつてがない引退したプロゴルファーは、自助努力で再就職先を見つけるしかありません。

 

35歳以上で引退したプロゴルファーで、再就職できる可能性があるのは、営業職や、工場勤務が多いです。

根気よく求人情報を探せば他に見つかるかもしれませんが、引退後の選択肢は狭いと思ってください。

プロゴルファー引退後の独立や起業は危険

引退したプロゴルファーの中には独立や起業する人もいます。

元プロゴルファーが引退後にゴルフスクールを開業するケースもありますが、ゴルフ人口が減っているのもあり、経営の難易度はなかなか高いです。

現役時代によほど有名だったプロゴルファーが教えてくれるのであれば可能性はあるかもしれません。

ですが、無名の引退したプロゴルファーには厳しいでしょう。

ゴルフで食っていく」というのは簡単なことではありません。

 

また、引退したプロゴルファーを含め、元スポーツ選手の被害が多いのが「開業コンサルタント」「起業コンサルタント」「経営コンサルタント」などに騙されてお金を失ってしまうケースです。

怪しい経営コンサルタントが「あなたのビジネスプランは素晴らしいです。ぜひお手伝いさせていただきます」という感じで近づいてきて、高いコンサルティング料をとっていなくなるパターンです。

怪しい経営コンサルタントに騙されないように注意してください。

 

起業や経営は甘くありません。

いわゆる「ネットワークビジネス」に手を出してしまう引退したプロゴルファーもいます。

アムウェイやニュースキンのようなものです。

こうしたネットワークビジネスはうまくいきません。

本部の会社だけが儲かる仕組みですので、絶対に手を出してはいけません。

 

起業に関しては『起業したい元アスリートやスポーツ選手へ』を読んでみてください。

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