ラグビー選手の引退後は?
ラグビー選手の引退後をご紹介します。
ラグビー選手には、企業の属す「会社員選手」と、「プロ」がいます。
会社員選手は引退後、その企業でそのまま働く人が多いですが、プロは引退後は自分で何か仕事を探さなければいけません。
ごく一握りの選手は指導者になる進路もありますが、指導者の声がかからない選手は就職するか、独立起業するしか道がありません。
引退後に「ラグビーで食べていく」のは想像以上に簡単ではありません。
ラグビー人口自体が少ないですし、子供の習い事としてもかなりマイナーです。
ラグビーを教える教室などは「それで食べていく」のは非現実的です。
独立・起業は危険
整体院、スポーツジム、飲食店など、ラグビーとまったく関係ない商売を始める選手もいますが、そのほとんどは失敗に終わります。
経営はそんなに甘いものではありません。
銀行からの借金を返すことができず、自己破産する人もいます。
変な「経営コンサルタント」「起業コンサルタント」に騙されて、お金を失う人もいます。
選手が引退するタイミングは、そうした怪しいコンサルタントが寄ってくることがあるので、そうした話には絶対のってはいけません。
詳しくは『起業したい元アスリートやスポーツ選手へ』を読んでみてください。
セカンドキャリアとして、何か資格を取得する人もいますが、資格をとっても年収が上がるわけではありません。
ラグビー選手のセカンドキャリアとしては、一般企業に就職が多いです。
アスリートの就職・転職の注意点
ただし、今までずっとラグビーばかりやってきた人が、いきなり「一般企業に就職」といっても、どういった基準で企業を選べばよいかわかりません。
そもそも「就職活動」もあまり経験がない、面接もあまり受けたことがないという人もいます。
やみくもに求人に応募してもうまくいきません。
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