マラソン選手の引退後は?
マラソン選手の引退後をご紹介します。
マラソン選手は実業団選手が多いです。
企業に就職し、その企業内の部に所属してマラソンを走ります。
実業団である以上、仕事をしながらマラソンをしているのですが、現実は甘くありません。
実業団選手の大きな仕事は「その企業の宣伝」です。
企業を背負って走り、成績が良ければ各種メディアに取り上げてもらうことで企業の宣伝になります。
ただ現実は、仕事とマラソンの両立は想像以上に困難です。
大きな大会が近づけば当然仕事よりもマラソンの方に比重がいきますが、その分どんどん会社の同期との仕事のスキルの差が広がってしまいます。
最悪の場合は社内で陰口をたたかれることもあります。
引退後はその企業でそのまま働けますが、業務スキルが身についていなければ企業にとっては「いらない人」になってしまいます。
実際に引退後の業務がうまくいかず、他の企業に転職する人もいます。
「第二の人生」をきちんとした企業選択をすることが大切です。
企業選択とは「自分に合った企業を選ぶこと」です。
有名マラソン選手の引退後をご紹介
高橋尚子さんの引退後
有名マラソン選手として、高橋尚子さんの引退後をご紹介します。
高橋尚子さんと言えば、シドニーオリンピックでの金メダルが印象的ですね。
現役時代は、リクルート(1995年~1997年)→積水化学(1997年~2003年)→スカイネットアジア航空(2003年~2005年)→ファイテン(2005年~2009年)に所属しています。
2008年に現役を引退しました。
女子スポーツ選手で初の国民栄誉賞を受賞しています。
引退後は、
- 日本陸上競技連盟理事
- スポーツキャスター
- マラソン解説者
- 中日新聞社客員
- 大阪学院大学特任教授
- JICAオフィシャルサポーター
- 観光庁ランナーズインフォメーション研究所所長
- Webのランニングスクールの講師
など、幅広くご活躍されています。
また、各地のマラソン大会への参加も積極的です。
「子どもたちに笑顔のシューズを贈ろう」を合言葉に、子どもたちのサイズに合わなくなった中古のシューズを集めて、裸足や裸足に近い状態での生活を余儀なくされている途上国の子どもたちに寄贈しています。
高橋尚子さんのようなトップ選手であれば、現役引退後もマラソンの仕事がありますが、多くの選手は一般企業に就職しています。
ただ、マラソン漬けの生活をしてきた選手が、突然「自分に合う企業を探す」といっても、どうすればいいのかわかりません。
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