バレーボール選手の引退後

バレーボール選手の引退後は？

バレーボール選手の引退後をご紹介します。

企業の社員選手や嘱託選手の場合、よほどのことがない限り戦力外通告を受けることはありません。

30代半ばくらいまで選手として活動できることが多いです。

ただし、若くして怪我や故障が多いと、現役引退も早くなります。

年齢が若ければ裏方のスタッフとしてチームに雇ってもらえる場合もあります。

選手引退後は、企業チームの社員選手であればその会社でサラリーマンやOLとして働く人が多いです。

ですが、企業チームの嘱託選手だと、現役引退後はその企業との契約が終了になります。

ごく一部のトップ選手はVリーグの監督やコーチになれますが、現役時代に能力が評価された人や人望の厚い人でないとなかなか難しく、そうした仕事に就ける人はごくごくわずかです。

大林素子さんや川合俊一さんのようにタレントに転身したり、試合中継の解説者になる人もいますが、それは全日本の中心選手として活躍した、かつ、トーク力があり華もある人に限られます。

セカンドキャリアとして、何か資格を取得する人もいますが、資格をとっても年収が上がるわけではありません。

大学の教育学部を出て教員免許を持っている人は学校の教員になる人もいますが、それ以外の嘱託選手は一般企業に就職するケースが多いです。

ただ、10代のころからバレーボール漬けの生活をしてきた選手が、突然一般企業で働くというのはそんなに甘いものではありません。

年齢が若ければまだ対応できますが、30代を超えてからの一般企業の仕事は最初は大変です。

また、自分より年齢が若い人の部下になることもあるでしょうし、プライドの高い方はプライドが傷つくかもしれません。

ワードやエクセル、電話応対、名刺交換のやり方、敬語・尊敬語・謙譲語も１から勉強しなければならない人もいます。

一般企業で働く前に、そうしたビジネス研修を受けてから就職することも大切です。

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