JA共済はJAグループの共済部門です。
どの都道府県にも募集があるため、地方での就職もできます。
JA共済の採用の難易度や年収、社員さんに聞いた評判や口コミをご紹介します。
あなたの就職活動や転職活動の参考になれば嬉しいです。
それでは、さっそく見ていきましょう(^^)
JA共済ってどんな会社?
JA共済(本部)について調べてみました。
- 本部所在地:東京都千代田区平河町二丁目7番9号 JA共済ビル
- 平均年齢:40歳
- 男性平均年齢:42歳
- 女性平均年齢:38歳
- 平均勤続年数:17年
- 男性平均勤続年数:18年
- 女性平均勤続年数:15年
- 採用倍率:不明
- 離職率:不明
- 3年以内の離職率:8.7%
- 月の平均残業時間:12時間
となっています。
参照元「就職四季報総合版 2019」
本部ではなく、各支部の情報まではわかりませんでした。
事業内容は?
JA共済の事業内容は、
- 銀行業務
- 生命保険や自動車、建物などの損害保険等の保険業務
- 組合員農家への購買業務
- 農業機械の修理
- 農家の生産した農産物の輸送販売業務
- 農産物の生産指導業務
- 水田の転作確認等行政からの委託業務
- その他地域によりガソリンスタンドの運営や農家が所有している借家(マンションやアパート)等の委託管理(不動産屋)業務
- デイケアサービス
- 総務
となっています。
共済業務に限らず、幅広い事業をしています。
JA共済の採用の難易度
JA共済の採用の難易度を調べてみました。
ちなみに、採用倍率は公開されていません。
採用実績校を見てみると、
- 東北大学
- 関西大学
- 九州大学
- 早稲田大学
- 慶応義塾大学
- 明治大学
- 立教大学
- 立命館大学
- 北海道大学
- 首都大学
- 横浜市立大学
- 上智大学
- 中央大学
- 法政大学
- 学習院大学
- 京都女子大学
- 京都大学
- 名古屋大学
- 日本女子体育大学
- 東洋大学
- 亜細亜大学
- 大妻女子大学
- 関西学院大学
- 和歌山大学
となっています。
国立大学や難関私立大学の採用をしていることから、ある程度採用の難易度は高いと考えられます。
しかし、同業界の日本生命や東京海上日動に比べるとあきらかに人気は下です。
金融業界の中では中盤くらいの難易度というところでしょう。
少々地味なイメージもあるため、多くの学生は他の金融機関に目が行きがちです。
そういう点では、採用の難易度は少し下がるでしょう。
ただし、各支部の採用の難易度はかなり落ちます。
支部であれば就職・転職できる可能性は高くなります。
JA共済の平均年収は約650万円
JA共済の平均年収は約650万円です。
世代別の平均年収は?
JA共済の世代別の平均年収をご紹介します。
- 20~24歳:345万円
- 25~29歳:436万円
- 30~34歳:457万円
- 35~39歳:526万円
- 40~44歳:589万円
- 45~49歳:667万円
- 50~54歳:725万円
- 55~59歳:478万円
- 60~65歳:476万円
となっています。
JA共済の給料は年功序列と言われています。
採用面接で聞かれることは?
JA共済の採用面接で聞かれる可能性のあることをまとめてみました。
- 志望動機
- 学生時代にがんばったこと
- なぜJA共済なのか?
- 今まで達成した目標
- 長所と短所
比較的、一般的な質問内容が多そうですね。
求められる人物像は?
JA共済に求められる人物像は、
- 真面目な人
- 目標を達成できる人
- 成長できる人
- コンプライアンス意識の高い人
- 向上心のある人
- 積極性のある人
となっています。
部署によりますが、高齢者と接する機会の多い仕事もあります。(営業職など)
高いコミュニケーション能力や、農家の高齢者と円滑なコミュニケーションがとれる力も必要になるでしょう。
JA共済の評判
JA共済の職員さんの評判や口コミを調べてみました。
私の友人にJA共済の職員もいるので、友人の意見も聞いてみました。
- 福利厚生は良い
- 保険業界では遅れている
- 保険業界のシェアは第2位
- ノルマがきつい
- 安定している
- 男性は体育会系
- 産休育休や生理休暇もある
- 古い体質
- 役職が上がるほど仕事をしなくても高い給料がもらえる
- お役所っぽい
- 年功序列
- 男性社会
- ある程度の年齢にならないと管理職になれない
- 保守的
- 一定の年齢になると残業代をもらえない
- 男女差のない職場
- トップダウン
- 有給休暇はとりやすい
- 育休後に復職する人が多い
- 部署によっては飲み会が多い
- ワークライフバランスは調整しやすい
- 縦割り組織
- 住宅手当が多い
- 本部勤務は忙しい
- ノルマを達成できないとボーナスが下がる
- 決定スピードが遅い
- 必要ないものを買わなければいけないときがある
- 部署によっては休日出勤がある
- 基本給は低い
- 遊んでいる職員も多い
- 休日にイベントに参加することがある
- 組合員の高齢化で将来が心配
- 部署によっては残業は少ない
- つきあいが多い
- 給料が低い
- 他社商品に負けている
となっています。
部署によって忙しさはかなり違うようです。
まとめ
JA共済は、少々古い体質が残っているようですが、経営の安定性から人気のある就職先です。
ただし、今後JA組合員の高齢化や、他の生損保会社の商品力に負けている点などから、今後20~30年後も今と変わらない経営とはいかないでしょう。
共済商品を売るにしても、他社の方が給料が高いという現実もあります。
※基本給も成果給も。
自分はJA共済で何をしたいのかが決まっていないといけません。
ただ「安定していそうだから」という理由だけで入社するのはどうかと思いますので、慎重に検討しましょう。
男性は体育会系の側面があるようですから、大学で体育会系だった人には良いかもしれません。
ただし、営業職にはノルマがあります。
目標達成能力が必要でしょう。
あなたの就職活動の参考になれば嬉しいです(^^)