ビーチバレーの引退後は?

ビーチバレーの引退後をご紹介します。

引退後の進路は慎重に検討しなければいけません。

ご存知の通り、もともとはバレーボール選手だった人が、ビーチバレーに転向するケースは多いです。

ちなみに、ビーチバレーの現役時代について

プロのビーチバレー選手になるのは比較的簡単です。

日本ビーチバレー協会に登録すればビーチバレーで国内の大会に出場できて、実績ができてくればオリンピックやアジア大会にもビーチバレー日本代表として出場できる可能性があります。

 

しかし、ビーチバレーのプロになっても、大会の賞金だけで生活はできません。

そのため、プロのビーチバレー選手はスポンサーを見つけることになりますが、ビーチバレーはマイナースポーツのため、簡単にスポンサーは見つかりません。

「プロビーチバレーは人脈が命」とはこのことで、人脈を培ってきた人、運の良いビーチバレー選手などはスポンサーを見つけられるようです。

バレーボール企業選手からフリーのビーチバレーに転向するリスク

朝日健太郎さんの引退後

男子の元ビーチバレーで有名なのは朝日健太郎さんです。

朝日健太郎さんは大学卒業後にサントリーに就職してバレーボールのVリーグで活躍していました。

その後、2002年にビーチバレーに転向しています。

このタイミングで企業選手ではなくフリーのビーチバレー選手になっています。

不動産会社の「CHINTAI」とスポンサー契約を結んでいます。

ビーチバレー引退後は参議院議員として活動しています。

 

バレーボールの企業選手だった人が、フリーになってビーチバレーに転向するリスクは「正社員ではなくなること」です。

フリーのビーチバレー選手になれば、アルバイトをしながらビーチバレーを続ける人もいます。

朝日健太郎さんのようにVリーグでの実績がすごければビーチバレーでスポンサーもつくでしょうが、ビーチバレーで無名な人にスポンサーはなかなかつきません。

スポンサーがつかずにビーチバレーを続けることは簡単ではありません。

浅尾美和さんの引退後

浅尾美和さんは高校まではバレーボールをしていましたが、川合俊一さんのスカウトを受けて、ビーチバレーに転向しました。

川合さんが社長を務める芸能事務所「ケイブロス」に所属して、モデル業やタレント活動を競技生活と並行して行っていました。

ファッションモデルやグラビアアイドルとしても活躍しました。

2008年には所属クラブをエスワンに移籍しています。

 

2012年に現役を引退しています。

2013年にご結婚され、お子さんも2人いらっしゃいます。

テレビ番組で見ることもあり、今後のご活躍にも注目です。

ビーチバレー引退後の就職・転職活動

ビーチバレー引退後は非常に不利な転職戦線が待っています。

学歴があまりなく、ビジネスマンとしての実績が少ない引退したビーチバレー選手は、再就職がなかなか困難です。

引退後の年齢も半端に高くなっているため、転職では不利です。

朝日健太郎選手のようにビーチバレーで知名度があれば政治の世界でも仕事ができるでしょうが、ビーチバレーで無名な人の引退後はそれも厳しいところです。

 

バレーボールの企業選手で正社員のままいれば、現役引退後も社業を続けられる可能性もあります。

ビーチバレーの進路は慎重に考えなければいけません。

日本は、ビーチバレーを含めアスリートの引退後のセカンドキャリアが遅れている国です。

海外のビーチバレー選手やアスリートは、現役引退後のライフプランをきちんと計画している人が多いのです。

日本のスポーツ業界も、引退後のセカンドキャリアまでを考える文化がもっと広まると良いのですが…。

 

近年はJリーグの湘南ベルマーレがビーチバレーチームを作っています。

就職する形(企業選手)としてビーチバレーをすることができるため、こうした働き方も重要です。

ただし、ビーチバレー引退後の問題は同じくやってきます。

ビーチバレーの引退後は厳しい

ビーチバレーの問題は引退後です。

ビーチバレーのフリー選手で活躍していた人も、引退後は当然スポンサー契約も切れますので、何かして収入を得なければいけません。

「引退後にビーチバレーを教える、指導者になる」という選択肢は非現実的です。

ビーチバレーは需要がありませんし、指導者の枠も少ないです。

 

ビーチバレー引退後の進路としては、

・一般企業に転職

・起業する

の2つです。

ビーチバレー引退後の独立や起業は危険です

ビーチバレー引退後の起業はあまりおすすめしません。

「失敗して借金を背負ってもいい、極貧になってもかまわない」という覚悟がある引退したビーチバレー選手は挑戦してもかまいませんが、起業はほとんどが失敗します。

バレーボール、ビーチバレーでは優秀な人でも、引退後の経営者としては初心者です。

経営はそんなに甘いものではありません。

多くのアスリートが引退後に起業していますが、失敗する人がほとんどで、借金を抱えて自己破産する人もいます。

「自己破産してもいい」というくらいの覚悟が必要です。

詳しくは『起業したい元アスリートやスポーツ選手へ』を読んでみてください。

ビーチバレー引退後の資格取得はあまり意味がないかも・・・

ちなみに、ビーチバレー引退後に何か資格を取得する人もいますが、資格はあまり意味がありません。

特に民間資格は「食える資格」ではありません。

多くは資格を発行している協会や一般社団法人を儲けさせるためのものですし、取得したところで自己満足で終わるケースも多いです。

引退したアスリートやビーチバレー選手で資格をとりまくる人もいますが、あまり意味はありません。

 

そうなると、引退後のビーチバレー選手やアスリートの多くは、「一般企業への就職」となります。

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